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初めて硬さ計をご検討の方へ

硬さ計を初めて検討されている方のために、対話形式の分かりやすいページを作成しました。

登場人物の紹介

★セキネ博士

非破壊検査のことならお任せ! 頼りになる技術のスペシャリスト。冷静沈着で、着実に仕事をこなす。

★山ちゃん

入社3か月目の新人OL。非破壊検査のあれこれに
ついて、日々勉強中。

1章 硬さはとても大切なもの

山ちゃん

NDTマートでは、硬さ計を売っていますけど、硬さって計れるものなんですか??
ソフトテニスのボールと、硬式テニスのボールは、もちろん硬さが違うってわかりますけど、具体的にどのくらい硬い、とかって聞いたことないし・・・
ちなみに私、趣味はテニスなんですよ♪
セキネ博士は何か運動とかされてます?

セキネ博士

私は犬の散歩を毎日しています。
それはおいといて、硬さについてですが、山ちゃんの言うとおり、硬さを数字で表すことは、身近ではなかなかないですね。

山ちゃん

そうですよね。
「このボールは硬さ〇〇です」とか書かれてるの、見たことないです。

セキネ博士

硬さを数値で表すことは、長さや重さと違って少し複雑なので、日常では使われていないのかもしれないですね。
だけど、メーカーの工場や研究所では、頻繁に使われていますよ。
例えば、東京スカイツリーで使われている鉄骨の硬さが、もし基準とする硬さを満たしていないとどうなるでしょう?
重さで徐々に変形してしまったり、途中で折れてバラバラになったりしてしまうかもしれませんよね。

山ちゃん

確かにそうですね。鉄骨がポッキーみたいに柔らかかったら、スカイツリーなんて高い建物、一瞬で崩れちゃう・・・。

セキネ博士

ポッキーは言いすぎですが・・・ まあそういうことです。
基準とする硬さより軟らかくても、または硬すぎても、安全な建物や機械は作れません。

2章 硬さって何?

山ちゃん

セキネ博士、硬さが重要なことはなんとなくわかりました!

セキネ博士

それは何よりです。

山ちゃん

でも・・・私の最初の質問が解決されてません!

セキネ博士

・・・・なんでしたっけ?

山ちゃん

忘れちゃったんですか??
「硬さって計れるものなんですか?」て、私質問しました!

セキネ博士

あ、そうでしたね。 それはもちろん、計れますよ。
方法は実にいろいろあります。
JISに規定されている試験方法は全部で5種類あります。
ブリネル、ヴィッカース、ロックウェル、ショア、ヌープです。
この5つの他にも、いくつもの硬さ試験方法があり、それぞれ硬さの単位を持っています。

山ちゃん

????・・・・あの、初めて聞く言葉だらけで、頭が痛くなってきました。

セキネ博士

このあたりが一般の人には複雑に感じるところかもしれませんね。
例えば、重さであれば、金属の重さも、ゴムの重さも、自動車も、山ちゃんの体重もすべてKgという単位で
表示することができますよね。

山ちゃん

はい。
重さは、体重計とか、重さを計るもので計れて、みんな同じ単位であらわされます。

セキネ博士

その通り。
でも硬さは、そうじゃないんです。
例えば、ショアという試験方法で、鉄とゴムを測定すると、ゴムのほうが硬いという結果がでてしまうことがあります。
これはおかしいですよね。一般的に考えて、鉄よりゴムが硬いなんてことはない。
硬さを正しく測定するためには、測定する材質や目的にあわせて、試験方法を選択しなければいけないんです。

山ちゃん

なるほど〜・・・。重さとか長さと違って、硬さの計り方はちょっと複雑なんですね・・・。
NDTマートで売っている硬さ計は、さっきセキネ博士の言ってた、JISの5つの試験方法うち、どれなんですか?

セキネ博士

NDTマートの硬さ計は、どれでもありません。
リバウンド式や反発式と呼ばれている硬さ計です。
または、開発者のリーブさんの名前からリーブ式と呼ばれてもいますし、最初に販売されたリバウンド式硬さ計の製品名がエコーチップという名称だったので、エコーチップ硬さ計とも呼ばれている硬さ計です。

山ちゃん

え?そうなんですか??
JISにのっていない方法ってことは、役に立たないってこと・・・???

セキネ博士

とんでもありません。とても役に立っていますよ。

山ちゃん

そうですよねw 一瞬ドキッとしました。
でも、JISに基づいた機械のほうがいいはずですよね・・・?

セキネ博士

それについて、詳しくは次の章で話します。
次章は、NDTマートの硬さ計について、詳しくお話ししましょう。

3章 NDTマートの硬さ計で、測定できるもの

山ちゃん

さあさ、セキネ博士、続きをお願いします!!

セキネ博士

やる気満々ですね。

山ちゃん

そりゃあもう。お願いします!

セキネ博士

ではさっそく始めましょう。
まずはリバウンド式硬さ計について話します。
リバウンド式硬さ計は、金属専用の硬さ計です。ゴムやプラスチック、ガラス等の硬さは測定することができません。

山ちゃん

なるほど、金属専用か〜
テニスボールの硬さは計れないわけですねっ。ちょっと残念ですね・・・

セキネ博士

そんなに知りたかったんですか。

山ちゃん

はい。でも諦めます。
ところでセキネ博士、前章で言ってた、「リバウンド式はJISに含まれないけど、役に立たないわけじゃない」っていうのを、詳しく教えてください!

セキネ博士

品質管理の高まりとともに、金属の硬さを管理する重要性は日々高くなっているのですが、JISに規定されている硬さ試験方法は、試験機の値段が100万円以上と、とても高価だったり、大型で持ち運びできなかったり、または試験に時間がかかったりと、問題点もあるんです。

山ちゃん

えっ、100万円以上! そんなに高いんですか!?
うーん・・・こんな不況で、そんなに高い機械は買うのが大変そう・・・
しかも、もち運びができなければ、スカイツリーの建設現場とかでは使えないってことになっちゃいますよね。

セキネ博士

リバウンド式硬さ計は、これらの試験機に比べ格段に安く、小型で軽量、そして簡単に測定することができるというメリットがあります。
だから、現場でのチェックは測定が簡単なリバウンド式硬さ計で行い、正式な測定はJISに規定された方法で行うなど、使い分けされているのです。
リバウンド式硬さ計で測定した結果を、ブリネル、ヴィッカース、ロックウェル、ショアにその場で変換表示できることも、普及が進んでいる理由ですね。

山ちゃん

なるほどー! マートの硬さ計は、現場はもちろん、いろんな場面で大活躍できるんですね!
よかった〜。
安心したし、そんな便利なものなんだってことがわかって、うれしいです。

セキネ博士

そうです。 硬さ管理の普及にものすごく貢献しているのです。
これからは、自信を持ってお客様に薦めてくださいね。

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