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KT-300 簡易取扱説明書

KT-300 簡易取扱説明書 KT-300 簡易取扱説明書

手順[1]

KT-300(上部コネクタ)とプローブ(探触子)をケーブルで接続する。

手順1

手順[2]

「電源ON」キーを押し電源を入れる。

※何も操作しないでいると、約5分で自動的に電源が切れます。

手順2
KT-300 簡易取扱説明書

測定準備(零点調整・音速の校正) ※より正しい測定値を測る為に調整を行ってください。

手順[3]零点調整 ※装置を起動する度に行ってください

接触媒質(カプラント)を本体下部の零点調整用試験片に少量塗布する。

※超音波が空気中を非常に伝わりにくいという性質がある為、必ず塗布してください。

手順3

手順[4]

接触媒質(カプラント)を塗布した零点調整用試験片にプローブを接触させる。
「CAL」キーを押す。

この状態が零点(基準)になります。※音速を5,900m/秒に設定の場合、4.00mmと表示されます。

手順4

手順[5]音速の校正

KT-300 簡易取扱説明書

※[A][B]いずれかで校正を行ってください。

※試験片が無い場合はこの方法を使用

手順[5-A-1]

「VEL」キーを押す。「↵」キーで桁位置を選択する。

手順5A-1

手順[5-A-2]

「▲▼」キーで数値を入力する。「VEL」キーを押すと音速を保存できる。

※音速一覧表は 6.音速一覧表を参照

手順5A-2
KT-300 簡易取扱説明書

※[A][B]いずれかで校正を行ってください。

手順[5-B-1]

「MENU」キーで【Menu】を選択し、「↵」キーで確定する。

手順5B-1

手順[5-B-2]

①「▲▼」キーで【System setup】を選択し、②「↵」キーで確定する。
①「▲▼」キーで【Min capture】を選択し、②「↵」キーでOFFにする。

手順5B-2

手順[5-B-3]

次に①「▲▼」キーで【2-Point CAL】を選択し、②「↵」キーでONにする。
③「MENU」キーを押し【System setup】に戻る。 再び「MENU」キーを押す。

手順5B-3

手順[5-B-4]

測定物と同じ材質で厚さが既知の試験片を準備する。
試験片に接触媒質(カプラント)を少量塗布し、プローブを接触させ、1点目の測定を行う。

手順5B-4

手順[5-B-5]

測定中に「CAL」キーを押す。 測定値とともに【Thin】と表示される。
プローブを試験片から離し、①「↵」キーで桁を選択し②「▲▼」キーで1点目の試験片の厚さを入力する。

手順5B-5

手順[5-B-6]

「CAL」キーを押す。1点目の校正を終了します。【Thick】と表示される。

手順5B-6

手順[5-B-7]

次に厚さの異なる2点目の試験片に接触媒質(カプラント)を少量塗布し、プローブを接触させ、2点目の測定を行う。

手順5B-7

手順[5-B-8]

プローブを離し①「↵」キーで桁を選択し②「▲▼」キーで2点目の試験片の厚さを入力する。

手順5B-8

手順[5-B-9]

「CAL」キーを押すと2点目の校正が終了します。

手順5B-9
KT-300 簡易取扱説明書

手順[6]

(2点校正と同様に)測定物に接触媒質(カプラント)を少量塗布する。

手順6

手順[7]

プローブを接触させ、測定を行う。

手順7
KT-300 簡易取扱説明書

表示単位

①「MENU」キーで【Menu】を選択し、 ②「↵」キーで確定する。
①「▲▼」キーで【System setup】を選択し、②「↵」キーで確定する。

表示単位-1

「↵」キーを押す度、【METRIC(ミリ)】と【IMPERIAL(インチ)】が切り替わる。「MENU」キーを押す。

表示単位-2

【System setup】に戻るので再び「MENU」キーを押す。

表示単位-3

電源OFF

「MENU」キーで【OFF】を選択し、「↵」キーで確定すると電源が切れる。

電源OFF

バックライト

「バックライトキー」を押す度「ON/OFF」が切り替わり、LCDディスプレイを明るくできる。

装置を起動する度に、設定してください。 作業環境によってお選びください。

KT-300 簡易取扱説明書

各材質の音速一覧表

材質 音速
5,900
アルミニウム 6,320
ステンレス 5,800
4,700

※同じ材質でも成分によって多少違います。

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